カイロの草子 ~カイロプラクターさだくにまさし,D.C.@自由が丘のブログ~

さだくにまさし,D.C.(国際基準カイロプラクター)が自由が丘でカイロプラクティック・クリニックを営む傍ら、身の回りの出来事や気づきを自由気ままに書きつけるブログです。

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Dr.さだくにまさしカイロプラクティック
クリニック@世田谷区奥沢5-24-17-104
カイロプラクティック

カイロプラクティック ~ 当クリニックの最高齢患者様

時々患者様から聞かれることがあります。

「カイロプラクティックの施術って幾つくの方までだいじょうぶなんですか?」
と。

 

そんな時は当クリニックの最高齢の患者様の年齢を教えてあげてます。

その御年、男女ともに90歳です。

大抵の方は驚かれますね。

 

でも、私の掲げるカイロプラクティックというものは

生活の質を上げるための手段ですから、

年齢に関係なくその人達、ひとりひとりに必要な施術というものは

必ずあるものなのです。

 

言い換えれば、

年齢に関係なく”不調”は誰が抱えていてもおかしくないということです。

 

特に高年齢の方にありがちなのは

身体の一部が痛むので動けない・・・

を筆頭に

様々な理由で”身体が思うように動かない”という不調。

 

その不調が引き金になり

身体を動かす機会が減ってしまい

筋力の低下を招いてしまう。

その結果、更に動くことが困難になってしまう・・・

負の連鎖ですよね。。。

 

その不調の原因も関節の痛みや可動範囲の減少が

引き金になっていることが多いようです。

 

そこでカイロプラクターの出番です。

 

カイロプラクターは骨格調整のプロ

つまり、身体の骨組みを調整するのが仕事です。

 

ほとんどの骨は関節という形で隣の骨と僅かな隙間を開けて接続され

骨組みを形成してます。

そしてその骨組みがばらばらにならず、

形を保ちながら動けるようにしているのが筋肉です。

 

なので、骨格調整のプロは

筋肉についても熟知してなければいけないのです。

どこの筋肉を調整するとどの動きが楽になる・・・とか、

どこの筋肉を調整するとどこの関節が緩む・・・とか、

 

そしてこれらの知識を駆使することで

骨に負担をかけないようにしながら

ある程度痛みを和らげることができるようになります。

 

そのような施術を繰り返しながら

施術以外の時間は少しずつ身体を動かすようにしていただき、

筋力を強化していただきます。

 

筋力の強化に伴って

痛みが和らいでいきます。

全ての患者様がそうだとは言い切れませんが、

当クリニックでは多くの高齢患者様が、

この様な施術&筋力アップで良い結果を出されておられます。

 

できるだけたくさんの人に、

寝たきりにならない老後を過ごして頂きたいと思っております。

何か気になることがありましたら気軽に質問してくださいね。

 

因みに、私がカイロの大学に所属していた時に、

教授に同じ質問をしたことがあります。

教授曰く

「オシィアス・アジャストメントを75歳の女性の患者様に行ったが何の問題もなかったと

何かの記録で読んだことがあります。

私は70歳の女性患者様のアジャストまでしか経験がありませんけど・・・」

 

この時の会話の中のオシィアス・アジャストメントとは、

骨を動かす為に骨の一部に瞬間的な必要最小限力を使うの施術の意味で、

骨粗しょう症の可能性のある患者様には使用しない施術ですが、

アメリカのカイロプラクターは施術前に必ずレントゲンを撮り分析解析しますので、

その時点でオシィアス・アジャストが可能かどうかの判断が付くというわけです。

 

レントゲンを撮ることが出来ない当クリニックでは、

問診や触診と私の経験を基に施術を行っておりますが、

もともとビビりで慎重派の私故に

患者様に不調の上塗りなどにならないように細心の注意を払って

患者様ひとりひとりに合った、安全&安心な施術を心掛けております。

 

皆様には、幾つになっても

健康で素敵な時間を過ごして頂きたいと思っております。

小児カイロプラクティック・・・体重が気になる小学生編

「カイロプラクティックで痩せることはできるのですか?」

 

2016年のある日、当クリニックの長年のリピーターのご婦人からこのような質問をいただきました。

このご婦人、

実は私が幼少期に通っていた幼稚園で当時大変お世話になった先生で、

私が幼少期に太っていたことを深くご存じの方なのです。

 

そんな先生に、

当時同じ幼稚園で先生をしていたご友人から

お孫さんが太っていて気になっているという事を相談されていたらしく、

今は少々シュッとしている私に聞いてみようということになったそうなのです。

 

残念なことに、カイロの学校では

痩せるための施術などは授業や教科書で取り上げられたりしたことはありません。

しかしながら米国の私のクリニックでは、

施術を繰り返すうちに痩せていたとおっしゃられるご婦人は

少なくなかったことも事実です。

 

なぜ米国限定?と思われるかもしれませんが、

米国ではカイロプラクティックによる身体の調整は日本人が思う以上に利用されていて、

身体が不調の時は1週間に2~3回と頻繁に施術を受けに来られる方が多いので、

その分しっかりとした施術を連続で受けていただけるということが

そのような結果を生んだのだと思います。

まあ、それにはお国事情というか、米国だからという背景、

つまりカイロプラクティックのステータスが高く、

保険が利くことや会社がカイロに行くための休みを認めてくれる等の

患者様に有利な背景があるからだということは否めないのですが・・・

 

カイロの施術→痩せる・・・そのメカニズム?

当クリニックでは

骨を動かすための力を最小限に抑えるために

その周りの筋肉ケアーもしっかりしながらの施術になっております。

その結果(私の思うところですが)、

状態の良い筋肉は血液の循環や良くエネルギー燃焼率も良くなり

老廃物も溜まりにくくなるため身体全体が疲れにくくなり

動くことが億劫でなくなる上に

同じ動きをしたとしても

痩せやすくなる・・・そういうことだと思います。

 

では、小学生の話に戻りましょう。。。

2016年10月に少年は祖母に連れられてクリニックに来てくれました。

初めての問診の時、その少年はとても言葉少なめでおとなしく、内気に見えました。

まあ、初めて連れてこられた訳の解らないところで

色々なことをぺらぺらしゃべる子供はあまりいないでしょうけれども。

 

問診の間、ほとんどの事は少年の隣に座っている祖母が話してくれました。

彼は週一でテニスに通っていること、

食事も親がきちんと制限して食べさせていること、

もしかすると自分が孫を甘やかしてお菓子を与えすぎた事が

体重増加の原因かもしれないということ・・・等々。

その間少年は肩にギュッと力を入れたままうつむき加減で

時折厳しい目つきで祖母をちらりと横目で見上げるくらいで、

正面に座っている私の事もあまり見てくれませんでした。

 

その時私はピンときました。

この少年は、

太っているということに関しては

自分の周りには味方がいないと思い込んでいる・・・と。

周りの人達は、自分たちがどれだけ努力をしたかは人に話すのに

話の最後には「結果が伴わない(痩せない)」という落ちになるので、

まるで自分が悪いかのように人が話していると思い込んでしまっている・・・と。

 

なぜ私がそんなところに気が付いたのかと言いますと、

私自身、小学生の時に肥満児だったからです。

同じように伏し目がちで

同じように他人に自分の話をされるだけで

嫌な感情がふつふつと湧いてくるような感情を抱いていた・・・

そんな記憶の中の自分と重なった部分が多かったからです。

 

そんな彼のために私が彼の祖母にこう話掛けました。

「彼は彼なりに頑張っていると思いますよ。

ただ結果が大きく表れていないだけで、

続けていけば必ず結果は出てきますから。」

 

その瞬間、はじめて少年は私の目を見て小さくうなずいてくれました。

私はその時の彼の表情を今でも覚えいます。

でもそれが、彼ならきっと頑張れると私が確信を持った瞬間でもあり、

彼と私の間に小さな信頼関係ができた瞬間でもあったと思います。

 

そのあと身体のチェックをし、施術に入るのですが、

チェックしてみると首肩背中の固いこと・・・

でも、今時の小学生はこんな感じの子供が多いですね。

運動不足もあると思いますが、

それより睡眠不足の方が大きな原因のような気がします。

 

一通りのチェックを終えて部分的に施術をしていきます。

まずは伏せた状態で背骨の動きをチェックしながら背中の固さを和らげます。

次にカロリー消費には欠かせない大きな筋肉を持つ腿の筋肉を調整します。

ついでに第二の心臓であるふくらはぎも・・・

肩首回りを整えて背中のバランスを整えます。

それから仰向けになって首、肩、お腹から足先まで

一通りチェック&調整を入れておきます。

 

施術後は身体が軽くなったことに驚いてました。

続いてカウンセリングです。

 

施術後のカウンセリングで今後何をやって頂くかを話し合います。

 

先ず提案させていただいたのが

祖父母を巻き込んでの無理のないウォーキング(30分程度)

これは結構効くんです。

祖父母の健康にも役立ちますし、

ひとりではないという点が継続へとつながりやすくなります。

また、食べさせ過ぎたという祖母の罪悪感も帳消しにできますし。

秋口だったので気候も散歩に向いてましたので

無理のない範囲でお願いしました。

(夏の間のウォーキングは熱中症に気を付けてくださいね。2018年7月)

 

それともうひとつ。

私がLAに居た時に学んだ気功術の動作から

その子に適した動きをひとつ選んで

家でほぼ毎日続けてやってもらうようにお願いしました。

 

次の施術を2週間後に設定して終了です。

 

カルテを見てみると

3回目の施術、つまり1月後の施術で既に身長が伸びたように見えると記載されてます。

成長期ということもあると思いますが、

少年の母と祖母も身長が伸びたと感じたようでした。

 

それからも基本2週間毎の施術と家での運動を約1年続けました。

施術自体はメインテナンスレベルで調整をし、

運動は新しいものを追加したり、

それぞれの時間や距離、身体への負担を増やしたりと

本人との話し合いの結果で決めました。

 

1年後からは基本3週間毎に切り替えて施術をしております。

 

早いもので、

はじめて彼がクリニックに来てから約1年8か月

小学6年生だった少年も今はもう中学2年生

その間17回のメインテナンス施術&運動アドバイスが行われ、

今でも元気に通ってきてくれてます。

 

徐々に彼自身の雰囲気も変わり、

相変わらず口数は少ないものの、

クラブ活動の事や

足が速くなったことなど

目を輝かせながら話してくれるようにもなりました。

嬉しい限りです。

 

さてさて、体重の方ですが・・・

体重はほぼ変わってません。。。増えてないんです。

身長は、おそらく10㎝は伸びたと思います。

もともと骨太体型なのでほっそりとはなりませんが、

筋肉量も増え、体重的には重くなってもおかしくないところ

増えた筋肉量の1.5倍くらいの脂肪が減少したと思われます。

特にお腹周りの変化には目を見張るものがあります。

 

今、彼は真直ぐ伸びて、和太鼓をたたいています。

この先も真直ぐ伸びてくれるように

カイロプラクターとして寄り添えれば良いなと思います。

 

最後まで読んでいただいた方へ

長々と読んでいただきありがとうございした。

これもカイロプラクティックのひとつの使い方だと

私は思っています。

カイロプラクティックとは・・・

私にとってカイロプラクティックとは・・・生活の質を一段上げるために使ってほしいアイテム・・・といった位置づけですね。

 

確かにその理念は”骨のゆがみを整え神経の通りを良くすることで人間が生まれながらに持っている自然治癒力を本来の水準に戻し身体の不調を取り除く”というものですが、あまり難しく考える必要はありません。大切なのは、自分が健康であると感じるかどうかです。健康な身体は自己修復能力が高、不調の原因になりそうなことが身体に起こったとしても生活の質を落とすことなく自己解決できるからです。

 

一方、自己解決できない、なんだかわからないけど体調が悪い・・・そのせいで、やらなければならないことができない、やりたいことができない・・・生活の質が望んだものに届かない・・・そんな人たちには、ぜひカイロプラクティックを体験して頂きたいです。

 

・・・人が健康で自分らしく生きるための手技療法・・・

 

それがカイロプラクティックです。

Hello world!

当クリニックのブログも巷で流行っているWordpressで作ってみようとアレやコレややっているうちに、過去の記事が消えてしまった・・・

 

仕方がないのでココ=ZEROからまた始めようと思います。

 

Hello World! ←ココね⁉

 

ようこそ自由が丘のカイロプラクターさだくにまさしのブログへ・・・

 

さてさてカイロプラクターのブログ、「カイロプラクティック とは云々・・・」で始まるのが定番となりつつありますが、例に漏れず私もそこから始めてみようかと思います。